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ブイ・クレス VCRESC

1982年、北海道生まれ。高校卒業後上京。フリーター・ニート生活で1年間過ごし、帰郷。大学に進学し山岳部に入る。04年6月に初の海外旅行で北米大陸最高峰「マッキンリー」の単独登頂を成功させる。その後、南米最高峰「アコンカグア」を始め、7大陸最高峰のうち6大陸で単独登頂を果たす。現在はヒマラヤ8000m峰を目指している。登頂時にインターネット動画配信を行っていることも話題。

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7大陸最高峰のうち、6大陸で単独登頂を果たした若きアルピニスト、栗城史多。 登頂時にカメラを持ち、インターネット動画配信を行うという「冒険の共有」を目指している彼の、登山への熱い想いに迫るインタビュー!

「付き合っていた彼女が登山をやっていて。僕は連れていってもらえなかったんですけどね(笑)」

その彼女にフラれたことで「彼女の見ていた世界は一体何だったんだろう」と興味を持った。それが、栗城史多が登山を始めたキッカケだ。高校卒業後の一時期、ニートの経験を持つ彼だが、セブンサミットと呼ばれる7大陸最高峰のうち6大陸で単独登頂を成功させ、現在はヒマラヤを目指す若きアルピニスト。そんな彼も、登山を始めた当初は「楽しくも何ともなくて、やめようと思った」とも。

「ある時、先輩と2人で冬山60キロを1週間かけて縦走したんです。絶対に無理だと思ってたけど、ゴールできて、その時に涙が溢れた。一生懸命頑張って感動した初めての経験」

 その際に「できる、できないというのは、自分自身が決めていた」ことに気付いたと言う。「できるか分からないけどやってみる。ダメだったら、引き返してまた挑戦すればいい。それで自分を成長させることが、僕が山に登る理由だと思う」と。  その後、彼は地元・北海道から世界へと旅立つ。転機は、ある番組の企画で動画を配信しながら登山したこと。

「企画のタイトルが『ニートのアルピニスト、はじめてのヒマラヤ』。全国のニートやひきこもりからメールが来て、中には『登れないよ!』とか『死んじゃえ』という内容もあって。でも頂上着いて帰ってきたら、彼らの意見が『ありがとう』に変わったんです。それまでは自分だけの充実感だったのが、自分の登山で人に感動してもらえるんだと実感できて、使命感が出ましたね」

この夏は、単独・無酸素でエベレスト(8848m)に挑む。達成すれば、日本人初の快挙となる。最後に、山でいつも何を思うのか尋ねると「普段の生活のありがたさを凄く実感します。8000mの世界では生きているだけで精一杯。だから当たり前の生活に感謝ですね」

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