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開発に関わった金谷先生インタビュー
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ブイ・クレスの開発に携わった
金谷節子先生(浜松大学 健康プロデュース学部 健康栄養学科 教授)に、
誕生のいきさつや苦労された点などについて伺いました。
金谷節子先生
浜松大学 健康プロデュース学部
健康栄養学科教授 金谷節子先生


はじまり
私がブイ・クレスの開発に関わることになったのは、今から20年近く前のこと。当時の勤務先の病院で、一旦退院されたはずの患者様が、体をボロボロに壊して病院に戻ってくる姿を一度ならず見かけたことがきっかけでした。それらの患者様を調べてみると、多くの方がご自宅での偏った食習慣による栄養不良を起こしていることが分かりました。 入院中だけでなく退院後も、いかにバランスのとれた栄養摂取を続けてもらうか? それが私にとっての大きな宿題となっていったのです。

必要量は誰でも同じ?
Each meal perfect―食事の都度、必要な栄養素をもれなく摂りなさいと言われますが、栄養素にも普通の食事だけでは摂りにくいものがあります。その代表格がビタミンですね。一昔前まで “すべての栄養素は食事で賄うべきだ”という考え方が私たち栄養士の間でも主流を占めていましたが、現実問題としてそれは困難です。足りない分は補助食品も援用すべきじゃないかというのが、当時の私の率直な気持ちでした。
もう一つ気になっていたのは、必要とされる栄養素の量です。一つの目安として厚労省発表の「日本人の食事摂取基準」はありますが、それを単純に全ての人に当てはめてしまって良いものか?遺伝による個人差や日々の体調の変化など、人や摂るタイミングによって実は足りない場合もあるのでは?――突き詰めて考えていくと、結局、個人にとって何がどれだけ必要なのかは確率論になってきます。それなら、最初から多めに設定しておいた方が、より多くの人の要求量に応える可能性が高くなると思った訳です。もちろん、摂りすぎると良くない栄養素もありますが、例えば、ビタミンC等は体内で余った分はすぐに排出されるので過剰症の心配がありません。要は、各栄養素の体内での動きや流れを理解していれば問題ないということです。

ビタミンの「におい」
こういった考えをニュートリーさん(当時の社名は三協製薬工業)と日頃お話していく中で、ブイ・クレスのコンセプトが固まっていきました。
ただ、それを実際に製品化するのはかなり難しいことだったと思います。とくに大きいのがビタミン特有のにおいの問題。多量のビタミンを食事の延長として美味しく摂れるようにするには、そのにおいを上手に隠さなければなりません。これにはニュートリーさんもかなり苦労したと聞いていますが、結果的に大変満足のいくものに仕上げてくれました。

私自身が実験台に
こうして完成したブイ・クレスですが、患者さんに提供するにあたっては、まず私自身が実験台になりました。朝昼晩にブイ・クレス各1本だけ、その他は何も摂らないという食生活を1週間続け、血液データをとってみたんです。結果、安全面でも成分面でも太鼓判を押せる製品であると、身をもって確認することができました。
現在は味の種類も増え、一般のご家庭にも活躍の場を広げているというブイ・クレス。今後もより多くの方の健康に役立ってくれることを、誕生に立ち会った者の一人として私も応援しています。