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#02 「貧血」鉄+ビタミンC

不足すると様々な症状をまねく鉄分
栄養素としての鉄でまず思い浮かべるのは「血」ではないでしょうか。

その通り、鉄分が不足すると鉄欠乏性貧血になり、脳の活動低下、スポーツなどでのスタミナ切れ、集中力の低下、動機や息切れなどの症状が出ます。
鉄の働き
鉄にはタンパク質の代謝促進やコラーゲンの合成に関わり、成長の促進や、病気に対する抵抗力を高める働きがあるとされています。
鉄も2種類。吸収力が違う!
そして鉄には動物性食品に含まれるものと、植物性食品に含まれるものの2種類があり、その大きな違いは体内への吸収力です。
動物性の鉄は約20%が吸収されますが、植物性の鉄は5%ほどしか吸収されません。
ちなみに植物性食品に含まれる鉄は、食前・食中・食後によく口にする緑茶、紅茶、コーヒーに含まれるタンニンによっても吸収が悪くなってしまいます。

その鉄分の吸収を高めてくれるのが、ビタミンCです。
ビタミンCが鉄を変える
ビタミンCの働きでよく知られているのは美容やかぜの予防ですが、実は体内で起こるさまざまな生化学反応に関わり、防御機能のすべてに関係しているといわれています。
そして、その働きの一つが鉄分の吸収を助けることなのです。

というのも、鉄は主に十二指腸から吸収されるのですが、食品中に含まれている鉄は、そのままでは吸収に適した状態ではありません。
ビタミンCは、それを吸収しやすい形に変える作用があるのです。
つまり鉄と相性のよい栄養素はビタミンC、というわけなのです。

鉄を多く吸収するためには動物性の鉄を摂取し、さらに鉄とビタミンCを含んだ植物性の食べ物を摂れば、より多くの鉄を摂取できるということがいえるでしょう。

鉄とビタミンCが多く含まれる食材とポイントです。
植物中の鉄は、加熱調理すると吸収されやすくなります。
また、動物に含まれる鉄と一緒に摂ると吸収率が上がるので、肉と野菜を一緒に調理したもの、寄せ鍋などは吸収に効果的といえます。
鉄が多く含まれる食材
豚レバー 鶏レバー 牛ヒレ肉 カキ カツオ 木綿豆腐 etc.
ビタミンC
主な供給源は野菜と果物。
熱と水に弱いため、ゆでる・煮るよりも、炒め物のほうが損失が少なくてすみます。
ゆで汁や煮汁にはビタミンCが溶け出しが溶け出し温め直しは避けましょう。
ビタミンCが多く含まれる食材
パセリ ホウレンソウ 小松菜 菜の花 ブロッコリー etc.