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第2回「ミネラルって何なの?」

ミネラルバランス、ミネラルウォーター。 ちまたで「ミネラル」ってよく耳にするけれど、「どんなもの?」とたずねられたら、ちょっと難しい。
第2回となる今回は、ビタミンと並ぶもう一つのテーマ・ミネラルの豆知識を。話は50億年前から始まります・・・!

では、問題です。元素の定義を述べましょう?。
すぐに答えられた人には、拍手!現役で生物を学んでいる学生さんでないと、なかなか難しいものです。
答えは、「物質を構成している基本的な成分のこと」。
その元素は現在、約100種類が知られ、まさにそれが今回ご紹介する「ミネラル」なのです。

ミネラル=生命の母、という言葉を耳にしたことはありませんか。
約50億年前に太陽系ができ、地球ができ、海ができ(と簡単にいっても十数億年スパンの長い話ですが・・・)、その海のなかで初めて生きものが誕生。
海からミネラルなどの栄養を吸収していったのです。
だから進化の過程で海から陸へ上がったとき、海とほとんど同じミネラル状態を体内につくったといわれるのも、うなずける話。
ほら、涙は海水のごとくしょっぱいでしょ!
私たちのカラダは、水分(約50〜60%)と有機物を除いた約4%が、おおよそ70種類のミネラルで構成されているといいます。




輸血に海水を使っていたって!?
生きものの進化と海、そしてミネラルは切っても切れない繋がりがあるわけですが、医学が発達する以前は、海水を輸血に使った例もあるそう。
血液をはじめ、人間の体液の塩分濃度は0.9%。
そして海水の塩分濃度は約3.5%。海水を1/4に希釈すると人間の体液の塩分濃度に限りなく近くなる、というのがその理由。
もともと海水は人間の体液とほぼ同じミネラルバランス、同じ濃度ですが、長い時間をかけて水分が蒸発し、約4倍の濃さになっているのだとか。
涙のように、血液も海の味がしますよ!

現代人はミネラル不足!?
ミネラルは、たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミンと並ぶ5大栄養素の一つ。
【Mineral】の語源は「Mine(鉱山)」で、すなわち鉱物。カルシウム(Ca)、鉄(Fe)、マグネシウム(Mg)などの金属です。

残念ながら私たちのカラダも植物も、ミネラルをつくり出すことができないため、食べものから補うしかありません。
補うことができなければ、欠乏症へまっしぐら!
さまざまな病気のもととなってしまうのです。
誰もが知っているカルシウム不足による「骨粗しょう症」や鉄分不足による「貧血」は、その代表例です。
ただ悲しいかな、現代人のミネラル事情はあまりよろしくないようで、昔に比べて食事に含まれるミネラルは少なめ。 例えば玄米が精白米に、玄穀が小麦粉に、黒砂糖が上白糖に・・・一般的にどんな食品でも精製が進むほどミネラルは失われていき、おいしいもの、食べやすいものが食生活の中心になっている昨今の食生活は黄信号のようです。ご注意を!