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#23 人生の視点

今回は中高年とストレスについて――ほんのいっとき、このワシとお付き合いを。

突然じゃが、あなたもしくはあなたの身近な人で、次のことが思いあたらんかのォ〜。




(1) 早口にしゃべり、食事をするのも早い。
(2) 他人がリラックスしているのが気にさわり、自分がのんびりと何もしないことに罪悪感さえおぼえる。
(3) 話に熱が入った時、考え込んだ時に、歩き回ったりテーブルをたたくなどして落ちつきが無くなる。
(4) 少ない時間内に出来るだけ多くのことを考えたり、行動しようとする。
(5) 自分の仕事がうまくいった時などに過大評価をする。

人を2つのタイプに分けるとするならば、「常にリラックスをして、マイペースに生きる人」と上記のように「挑戦的で競争を自ら求める人」とに大別できる。

後者は、慢性的で反復的なストレスの中に常に身を置いている。じゃが、このような状況下で時間的、人間関係的にイライラがつのれば、おのずと血圧は上がり、何より血栓のもととなる「線維素」の値が増加するなどして、心筋梗塞の発症率はグンと上がるんじゃョ。そして、ある日突然に、脳血管障害に襲われる可能性も高くなる。中高年ともなれば、おのずと加齢とともに血管がもろくなり、時として、脳代謝に必要な血流が少なくなれば、酸素不足による細胞死がはじまり、脳梗塞などの脳への重大なダメージを生むことにもつながるんじゃ。

40歳を過ぎる頃より、人は若い頃の自分の姿(体力)と現在との落差を認めたがらないものじゃ。なまじ若い頃にスポーツマンであったり、若くして仕事で成功した、いわゆる“自信家”はなかなかその落差を直視できないものョ。心おちつかせる時間や趣味を持つ? いやいや、そう簡単なものではないのはじゅうじゅう承知じゃョ。じゃがのォ〜、あなたがどんなに高い地位や高収入であったとしてもじゃ、ちょいと視点を上げて、空の上から自分を見たつもりになってごらん。ほぉ〜ら、ちっぽけじゃろう? 自分がまわりの人や風や花に“生かされてる”と思いなさい。自分の体力や元気さや能力に過信は禁物じゃ。それ がワシなりの健康のヒケツじゃ。別に 尻に火がついたわけではないので、念のため……
では、ここらで失礼するとしよう。