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#35 酢はカラダに良いって、いうじゃなぁ〜い。

今回は、「酢」について── ほんのいっとき、このワシとお付き合いを。

今どきの若い人は言わないだろうが、ほどよい状態を表す言葉に「いいあんばい」というのがある。あんばい=塩梅と書き、調理の際に塩と梅酢でほどよく味つけすることから生まれた表現じゃ。お酢は、古くから親しまれ、日本人の食生活に欠かせない調味料である。防腐殺菌効果は広く知られ、他に食べ物の味を補い塩分をおさえたり、油っこさを中和するなどの効用がある。あるいは、魚の調理には、お酢につけることで皮と肉の間のたんぱく質が変化して、皮がはがれやすくなったり、ゆで卵を作る時にお酢を一滴入れると、殻が割れても白身が流れ出ないなどなど便利な面も実に多く持ち合わせておるんじゃ。




ところで、昨今の欧米型食生活による弊害は、多方面で繰り返し指摘されておるのォ。欧米型料理に多い、ラード・バターなど動物性の油はコレステロールを大量に含んでいる。コレステロールは血液中にたまると血管の壁を厚くし、内部を狭め、血管の弾力性をうばってしまう。一方、植物性の油に含まれるリノール酸はコレステロールを体外に排出する力があり、この植物性油とお酢が非常に相性が良いのじゃョ。油4に対して酢1の割合で用いると、腸に入ってから油の消化吸収が倍加される。つまり、お酢は油の分解を助ける力があるんじゃナ〜。

また、でんぷんや砂糖を摂り過ぎると体脂肪として蓄えられるが、お酢をとることによってすばやく燃焼・分解してくれるんじゃ。そして、疲労の原因ともいえる乳酸のできるものと「焦性ブドウ酸」を燃焼し、筋肉のこりや疲れを防ぎ、疲労回復を早めてくれるというわけじゃョ。「酢の力」 なかなかのものじゃナ〜。
すっぱいのは苦手というアナタ、 ちょっとした調理法で 少しずつでも摂り入れて みてはどうじゃナ。
おススめしますヨ (……)