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#49 健康体へのはじめの一歩

今回は、「運動の大切さ」について── ほんのいっとき、このワシとお付き合いを。

人の体が運動を起こす時、眼や耳、そして鼻などから得た情報を脳で整理してどのように体を動かすべきかを判断する。それが神経から筋肉、そして骨へと伝達されるわけじゃ。その際、脳の指令が神経を伝わる速度は秒速100メートルといわれる。しかしながら、それらの情報を処理している間にも何かにつまずいたり、突発的な状況を迎えた場合のために、外部から得た情報を脳に送らず、脊髄や延髄でUターンさせて筋肉に伝えるというシステムが備わっておるんじゃ。これが「反射神経」じゃな。




この反射神経を鋭く反応させるためには、正確な情報を瞬時に得ることが求められるわけで、それを満たすうえで最も重要なのが視力なんじゃョ。特に、猛烈なスピードで行き交うようなプロスポーツにおいては、動いているものを的確に認識する視力、いわゆる「動態視力」が重要になるわけじゃョ。一般の人においても、常に脳を活性化させることが敏捷性や運動神経を養うことになる。

つまりは、運動を楽しむ意欲を持つことで脳への刺激も生まれるわけじゃナ。さて、おなか回りが気になりだしたお父さんたちは、健康のために運動をと言われて久しいが、運動は継続してこその効果なのじゃ。
その意味では、激しい運動を週に1回するよりも、軽い運動を週3回、4回と回数を多くこなした方が効率的といえる。心臓の機能は運動することで向上し、送り出される血液量も増えて全身に送られる新鮮な酸素の量も増すので疲労の回復も早まるわけじゃ。日頃から、階段を敬遠してエレベーターばかり利用する、すぐ近所の買い物にも車を使う、などのご同輩には是非とも意識改革を求めたいものじゃ。特別なジムなどに通うばかりが運動ではない。健康への道は、まず自らの歩を進めることから始まるんじゃ。食事と運動、このバランスをしっかり保って、「トトロ」のように“歩くの大好き!”になろうではないか。
では、本日はこれにて失礼。