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リビングウェル

足は第2の心臓です 〜運動の基本〜

 “メタボ”という言葉がすっかり定着してきましたね。若い頃はスリムだったお父さんも、年齢とともにお腹周りがダブつきだしていませんか?青年時代の運動量は減り、筋肉も衰え、基礎代謝で消費されるはずのエネルギーが余って脂肪として蓄えられているのですね。運動によって筋肉を元気にして基礎代謝を増やすことで、生活習慣病にも負けない体を作りましょう!
そのための“意識改革”してみませんか?

 私たちの日常は、便利なものがますます増えていくでしょう。ちょっとした買い物にも車を使い、階段の上り下りは避けてエレベーター利用が当たり前。いつの間にか筋力は低下し、エネルギーを使わない体になってしまうことも…。忙しい時間をさいてスポーツジムに通うことも大いに結構ですが、日々の生活の中で意識的に「便利さ」から離れてみることも大切ではないでしょうか。
例えば、

 こんなことの積み重ねが思わぬ効果を発揮することがあります。何十年も前の生活が良かったなどとは申しませんが、現代よりもはるかに日常生活の中で体を動かすことが多かったはず。生活の豊かさと便利さを得た反面、私たちは生活習慣病というリスクとも向き合うことになったのです。

 心臓から送り出された血液は、動脈を通って全身に行き渡り、さまざまな細胞組織に酸素や栄養素を送り込みます。そして今度は静脈に移り、不必要な老廃物などを抱え込んで再び心臓に戻ります。この時、心臓から最も遠いところにある足がポンプの役目をしてスムーズに血液を送り、心臓の働きを補います。私たちは歩行をすることであらゆる筋肉を同時に動かし、そのぶん多くの酸素を要します。それによってさらに心臓は活動を促されてより健全な血液循環が生まれるというわけです。それゆえ、「足は第2の心臓」と呼ばれるのです。

 ジョギングや水泳のように時間をかけて行なうゆるやかな運動を「有酸素運動」と言いますね。短時間に行なう激しい運動(無酸素運動)と違い、その運動量に合った十分な酸素補給をし、疲労物質である乳酸も溜まりづらく、エネルギー源として脂肪を効果的に消費します。こうなることで体脂肪の減少につながり、肥満や生活習慣病対策に大きな効果を期待できるのです。
 

 健康づくりの目的で中高年の方が行なう運動は、全力の50%程度が安全で効果的な強度とされています。少し物足りないくらいの感覚から始め、3ヶ月ほどかけて50%に持っていくやり方が理想だとか。この50%の感覚の基準とは、軽く汗が出て体も楽に動かせる。― その辺が目安です。
 無理は禁物です。その人の体力や年齢を十分に考慮し、継続することが何よりも大切ですね。

 1日に行なった運動の効果は1〜2日で元に戻るとされています。ある時期に集中的に運動をしたからといって、その効果が長く持続して“貯金”が出来るわけではありません。運動は、少しずつでも継続することに意義があるのです。1日おきか、週3日以上行なうのが良いですね。中高年の方の場合は、50%の力で、息づかいが激しくならない程度を1日30分は行なうのが理想です。

私たちは何かと理由をつけては、自分の健康について目をそらしがちですね。歩くことはすなわち健康の基本です。歩くこと、楽しく運動することで新たに見えてくるものもあります。ささやかな“意識改革”で大いなる健康を得ることもあります。


すっぱさにありがとう、梅の酸味がカラダの味方!?

「梅の実が熟す頃であるから」という説もある梅雨。梅雨の時季は、まさに梅が旬を迎えます。梅干としてなじみ深く、ニッポンの食卓の名脇役ともいえる味は、料理でも抜群の働きをするのです!

 スーパーの店頭では、「自家製梅酒に!」というPOPとともに、梅と氷砂糖が最前列に並んでいる頃ですね。そう、梅の時季なんです。
 梅が日本の歴史において初めて記録されたのは、『懐風藻』(751年・現存する最古の日本漢詩集)だとされています。約1500年前、遣唐使が中国から日本に「烏梅(うばい)を持ち帰ったのが始まりといわれ、当時、梅は薬として使われていました。烏梅とは、煙で燻した真っ黒な梅で、現代にも漢方薬として伝わっています。そしてこの「梅」という呼び名は、中国で梅のことを「メイ/mei」といい、発音するとき「ゥメイ」と聞こえるので「ウメ」になったという説が有力。そのほか、熟実(うむみ)から転化したとか、烏梅(うばい)から由来したとかの諸説があります。
 梅は古い樹木であるために地方品種が多く、あんずに近い種なのであんずとの雑種も多く見られます。食用の実梅と観賞用の花梅を合わせると、現在確認されている品種は約350種類。品種が著しく増えたのは、江戸時代からだとか。大粒品種では白加賀(しろかが)・藤五郎(とうごろう)・南高(なんこう)・鶯宿(おうしゅく)・豊後(ぶんご)、中粒品種では長束(なつか)・薬師(やくし)、小粒品種では甲州最小(こうしゅうさいしょう)などが良く知られています。

 「梅は三毒を絶つ(この場合の三毒とは、食べ物の毒・水の毒・血の毒)」「朝夕1個食べれば、医者いらず」などといわれるように、古くからその効能が認められていました。
 梅といえば、あのすっぱさ!特徴的な酸味の成分は、クエン酸・リンゴ酸・コハク酸・酒石酸・ピクリン酸などで、このうちもっとも多く含まれているクエン酸には、体内でのエネルギー代謝を活発にし、疲労物質の分解を促進する働きがあります。そのクエン酸で覚えておきたいのが、カルシウムとの関係です。
 もともと日本の土壌にはカルシウムが少ないため、伝統的に日本人はカルシウム不足といわれています。また、カルシウムは摂取しても吸収効果が悪いので、体になかなか定着しません。しかし、クエン酸がカルシウムと結びつくと、カルシウムの吸収率がぐんと良くなり、カルシウムが骨から持ち出されるのを防ぐといわれているのです。ならば…と考えてつくり、そろそろわが家の定番メニューとなりつつあるのが【イワシの梅煮】。イワシもちょうど旬ですし、いかがでしょう!イワシにはコレステロールや中性脂肪を下げ、血栓をできにくくするEPA(エイコサペンタエン酸)や脳を活性化させるDHA(ドコサヘキサエン酸)、そしてカルシウムなどの栄養がたっぷり。イワシのカルシウムと梅のクエン酸の相乗効果に期待できるというものです!

□イワシ・・・8尾
□酒・・・40cc
□みりん・・・30cc

□砂糖・・・大さじ1〜1.5杯
□しょう油・・・30cc
□梅干し・・・4コ
□水・・・少々

1.
2.

イワシは頭と内臓をとり、身もよく洗っておきます。
鍋に調味料と水を入れて煮立て、イワシと梅干しを入れて中火で煮ます。(魚の臭みが抜け、梅干しの酸で骨も柔らかくなり、おいしく煮上がります)


あじさい羹

冬のある日、
旅館「美濃屋」の太郎左衛門が
屋外で中国伝来「ところてん」を
うっかり凍らせてしまった。
ところがこの干からびた乾燥ところてんを
水で戻して食べたら、
な、な、なんと
臭みが消えて、美味いではないか!


これが国産「寒天」の誕生秘話。


血圧・血糖値・コレステロールの低下、大腸ガン予防
等々に活躍の食物繊維ですが、
食品中の保有率ではダントツの金メダル。
憂鬱な梅雨には爽やかなあじさい羹で
お腹も心もすっきり。

 <10個分>
□ 粉寒天・・・・・・・ 4g
□ 水・・・・・・・・・400cc
□ 砂糖・・・・・・・・・20g
□ 赤(グレナデンシロップ等)・・・少々
□ 緑 (抹茶、ペパーミント等)・・・少々
□ 白あん(市販品)・・・200g
□ あじさいの葉・・・・・10枚


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5.
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<作り方>
鍋に粉寒天と水を入れ混ぜながら火にかける。沸騰すれば弱火で2分位煮て、砂糖を加えて煮溶かす。
1]の2/3量に薄い赤色をつけ、バットに流し固める。残りの1/3量に薄い緑色をつけ、バットに流し固める。
固まれば各色を5mm角に切る。
白あんを20g位の大きさに丸めておく。
ラップの上に5mm角に切った寒天を拡げ、白あんをのせて包み込む。
あじさいの葉の上に飾る。



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