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私たちに不可欠なもの
私たちの生命活動にとって不可欠なものに「酵素」があります。酵素とは、摂取した栄養素を燃焼させて、分解・合成して生命活動に必要なエネルギーを作り出す大変重要なものです。 さらに、この酵素を作るのに必要なのが「ミネラル」です。 大地の土と水から得た「植物」を食べることで、私たちは必要なミネラルを摂り入れてきました。 その植物の中でも「海藻」は、あらゆるミネラルの溶け込んだ海水から私たちに必要なミネラルを取り込んでいるので、まさに最高のミネラル源と言えます。 同様に、魚介類は、私たち日本人が長く食べ親しんできたビタミン・ミネラル類の重要な供給源だったのです。 優れものたちよ大量に
例えば青魚(イワシ、サンマなど)に多く含まれているEPA(エイコサペンタエン酸)は、コレステロールと中性脂肪を下げ、血液をサラサラにすることで有名です。よく言われるサラサラ血液とは、赤血球などが自身の大きさよりも狭くて曲がりくねった抹消血管を通過するために、柔軟に自らの体を変形させられることです。 こうすることで私たちの体の末端にまで血液が流れるわけです。 赤血球は、必要な栄養素や酸素を各細胞や器官に届ける重要な仕事を担っているのですからこの意味は実に大きいですね。 |
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強力な援軍、海草類
高い栄養価の代表格と言える「ひじき」には、ビタミン・ミネラルが実に豊富です。なかでもカルシウム、鉄分の含有量は海藻の中でもナンバーワンです。このため、骨の成長・維持や増血作用に優れています。鉄分欠乏になりやすい女性にとっては強力な援軍ですね。 ちなみに、ひじきの煮物の際には、大豆や油揚げを加えることによって、たんぱく質とビタミンB群が増えてさらにバランス良い食事になりますよ。 ネバネバには意味がある
昆布、ワカメ、もずく、メカブなどに共通する海藻類特有のネバネバには「フコイダン」という成分が含まれています。水溶性食物繊維の一種で、これが強い抗がん作用を持つと言われています。 その中でも「もずく」には、他の海藻の5〜8倍ものフコイダンが含まれているそうです。 |
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アサリ
良質のたんぱく質と鉄分、カルシウム、ビタミンB2、B12などを豊富に含みます。シジミ
ほぼ同じ成分を含むアサリ以上に栄養素の含有量に優れています。特に、豊富に含まれているタウリンなどが胆汁の分泌を促進して肝臓の解毒作用を活発にしてその機能を高めます。シジミ汁が二日酔いに効果的なのはこのためです。 |
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ワカメ
豊富に含まれるカリウムやアルギン酸には、余分な塩分を体外に排出する働きがあり、水分代謝を良くしてくれます。老化防止にも有効と言われています。 |
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微量ミネラルの一つに挙げられる【亜鉛】。体内の総重量は約2gという文字どおり微量ながら、
「これがなくちゃ始まらない!」という存在。
今回は、その役割の大きさから意識せずにはいられない亜鉛の豆知識をご紹介します! その症状、亜鉛不足じゃない!?
私たちの体にある亜鉛のほとんどは、酵素と結合しています。酵素の役割は、体のなかでエネルギーをつくったり、食物を消化したりといった生命活動をスムーズにすること。体内にはおよそ3000以上の酵素があり、神経伝達や細胞分裂、免疫機能などのあらゆる生命活動と関係しています。そして、この酵素の働きを助けるのが亜鉛です。体内にある酵素のうち10%(約300)は、亜鉛がないと働くことができないといわれており、亜鉛はまさに“縁の下の力持ち”なのです。 □ 食べ物の味がよく分からない
―心あたりのある方は、亜鉛不足のシグナルかも!?
□ 野菜中心の生活をしている □ 肌荒れが気になる □ 爪に縦ジワや白い斑点がある イランで発見、身長との関係!?
亜鉛は皮膚の炎症や創傷を治療する軟膏として日本でも古くから使われてきましたが、人体における亜鉛の重要性が明らかにされたのは1963年。そのきっかけはイランの一部の地域で当時、風土病といわれた小人症の男性への治療に使われたことからでした。彼らは20歳を過ぎても10歳くらいの印象で、発育不全の状態。さらに貧血、性腺機能低下症、皮膚の粗さ、精神的な鈍感などの症状もみられました。その後、詳しく追究していくと、食事に原因があることが分かりました。 彼らは亜鉛の吸収を妨げるフィチン酸という成分を含んだ未精製のパン(フィチン酸は発酵すると分解される)を食べていたのです。そのうえ宗教的理由もあってか、亜鉛の補給源となるたんぱく質を摂取していなかったことも分かり、小人症は亜鉛を投与することで著しく改善したのだとか。 ちなみに、平均身長が高い欧州の場合、飲料水一つをみてもほとんどが硬水。水を飲んでいるだけで亜鉛、マグネシウム、カリウムなどの栄養素は充分摂れています。 日本でも今でこそミネラルウォーターを普通に手にしますが、身長の差には生活習慣が大きく左右しているようです。亜鉛不足にご用心! 気をつけないと味オンチに!?
舌の表面には小さなプチプチがありますよね。そのなかにある味覚の受容器を「味蕾(みらい)」といいます。味孔という穴から味の化学分子が入り込み、味覚細胞で味覚信号をキャッチ。味覚神経、延髄、間脳を経由して大脳の側頭葉味覚中枢に信号が受信され、私たちは味を感じているのです。味をよく感じるために細胞の新陳代謝によって絶えず新しい味覚細胞がつくられ、その寿命はほ乳類で約10日。亜鉛が不足すると細胞の新陳代謝が滞ってしまいます。その結果、味覚が鈍くなって濃い味しか分からなくなったり、甘さを苦く感じたり、味を感じられないなどの味覚障害に。 味蕾の数は5〜7ヵ月の胎児に一番多く、40代半ばからだんだん減少。昨今は若い年代を中心に味覚障害が増加傾向にあるといわれていますが、いつまでも「おいしい!」を堪能できるよう、しっかりと亜鉛を摂って味蕾を大事にしたいものです。 |
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寒くなって、だんだん外にでかけるのが |
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骨の元気といえばカルシウムですが、本誌の読者の皆さんならご存じの通り、カルシウムをしっかり吸収するにはビタミンDの助けが必要です。このビタミンDは、お日様の光にあたることで体内でも作ることができるという特徴があります。ただし、日光中の紫外線の量に左右されるため、夏には多くできますが、冬になると少なくなります。 |
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もともと日光のエネルギーが少なく、曇りの日が多い北欧諸国などでは、夏に比べて冬に骨萎縮が進むとか、冬場になると骨折が増えるとか言われています。日本ではそこまで極端ではありませんが、寒いからといって家に閉じこもりがちな人は注意した方が良いかもしれません。また、九州と北海道、日本海側と太平洋側でもお日様のエネルギーが2〜3割ぐらい違うので、寒い地域の人は意識的に日光浴をしてはいかがでしょうか。 |
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日光浴や運動も大事ですが、忘れてはいけないのがバランスの良い食生活。日ごろからカルシウムやビタミンDの豊富な食材を摂るようにしましょう。 |
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「骨の元気」というと、若い人には関係ないと思われるかもしれませんが、それは間違い。とくに10代・20代の人は、今のうちからいかに骨を丈夫にしておくかが将来大きく影響してきます。また、無理なダイエットをしている人は、知らないうちに骨を弱くしているかもしれません。くれぐれもご用心。 |
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正月のおせち料理を彩る栗。 |
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