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リビングウェル

女将奮闘記 〜OLから一転、女将へ……〜

「女将がどんなものかわかっていたら絶対結婚しなかったでしょうね」。そう言ってにっこり微笑まれるのは、老舗宿「万座温泉ホテル」の女将、黒岩麻利子さん。跡取り息子のご主人に猛アプローチを受け「パソコンで会計でもしてくれればいいから」と言うので嫁いできてみれば、待っていたのは江戸末期から続く部屋数200以上の老舗湯治旅館での“女将の椅子”。建物もスタッフの体質も古く、若い麻利子さんには何から手をつけていいかまったくわかりませんでした。その年、 同ホテルは昭和2年建の古い建物を新しく移設オープンする直前で大忙し。万座の寒さと緊張から風邪をこじらせ肺炎で寝込んだこともあり、スタッフからは「雪が溶けたら出ていくだろう」とウワサされてもいたのだとか。
 しゃにむに女将修行をする中で心に残っているのは「麻利ちゃん、この旅館にあなたが自分の部下をつくりなさい。それができれば楽になるよ」
という舅の言葉。この言葉を胸に、先代ふたりに見守られながら、出産・子育てもしながら修行を続け、朝早くから夜遅くまで立ち働いてきた麻利子さん。女将になって一番大変だったのは、人とのおつきあい。お客様やスタッフとどう関わっていくのか、これは今でも大変なことだと感じていらっしゃるそう。「女将と似ているのは銀座のクラブのママでしょうか。ママは一人の才覚で、ママが替わるとクラブも替わってしまいますが、女将は替わっても旅館は替わらずに繋がっていく。私たちは鎖の輪で、たくさんの人を繋ぎ、また次へと繋げていく役目だと思います」。

女将のいる万座温泉ホテルは、江戸末期から続く湯治場・万座温泉にある老舗の宿。万座最古の湯「苦湯」を始めとする9つの天然温泉風呂が名物で、さまざまな効能の湯を四季折々の自然の中で楽しむことができる。名湯だけでなく、こだわりの自然食や“心の癒し”も味わえる宿としても知られ、リピーターも多い。

黒岩麻利子さん
万座温泉ホテル 女将
ファッション業界に勤めるOLだった麻利子さん。22歳のとき友人と訪れたスキー場でご主人である黒岩堅一さんと出逢い、一目惚れしたご主人から即日プロポーズを!
電話と手紙の猛アプローチを受けて7ヶ月後に結婚。不安と緊張の中で「旅館の女将」の道へ……。

彼女はいろいろな苦労をしましたが、お客様や従業員に心開いて接することのできる女性に成長できたと思います。神様はその人が耐えられる範囲で試練を与えられます。試練が全部肥やしになり、宝になって心が成長します。女将はそのことに感謝できる人。心の大きさがすばらしいと思います。万座ホテルは旅館というより、ケアハウス、ホスピスのようなところ。心と体の癒しを提供しております。
万座温泉ホテル代表取締役会長
兼シンガーソングライター
 泉 堅(いずみ けん)氏
愛、平和、命の大切さのメッセンジャーとして国内外での音楽祭や海外との文化交流会活動を続けている。

 グルメブーム、アメニティブーム、温泉ブーム…。いろいろな流行り廃りがある中で「その都度ブームに対応しようとすると必ず失敗する」ことがわかったという女将。一過性でなく変わらない「もてなし」を見つけたいと考えているときに「湯治が、健康と癒しとして注目される時代がくると思ったんです」。料理は天ぷらや甲殻類など高コレステロールのいわゆる“ごちそう料理”ではなく、地場食材を中心に健康にこだわった御膳に。

そして、コンサートなどのフロアショーを催して心が沸き立つような工夫もプラス。この湯・料理・ショーの3要素で体と心の両方を癒すのが、万座温泉ホテルのもてなしのスタイル。「年間13万人ものお客様、リピーターのお客様が多いのは、この癒しを受けいれていただいているからだと思っています」。また「湯治場は、体の悪いところを隠れてそっと治すというどこか暗いイメージがありましたが、明るく楽しい湯治場でなければ。体も心も癒され楽しかったと思っていただける宿でありたい」とおっしゃるように、ガイド付きの早朝散歩を実施したり、廊下に世界の子どもたちの絵を飾ったりと、ちょっとしたときめきのあるプランも用意。多彩で優しさあふれるもてなしの数々は、笑顔で穏やかにお話しされる女将のお人柄がそのままカタチとなったよう。

01:展望露天風呂「極楽湯」
国立公園の豊かな自然のただなかにあり、万座温泉の露天風呂の中で最も景色がよい。日出を見ながらの入浴は壮快で、神経性ストレスに効果あり。

02:湯本日進館 明治6年に名づけられたという湯本『日進館』

03:廊下の絵
別館への廊下に飾られた世界の子どもたちの絵

04:カルチャーヘブンショー
会長のメッセージに心癒されるフロアショー

地元・嬬恋村で有名な高原キャベツを始めとする新鮮な野菜、良質なたんぱく質やミネラルなどもバランスよくおいしく味わえるのが特徴。

 温泉旅行のお楽しみといえば、宿の料理も外せないもの。これまでの温泉お決まりの“ご馳走”には高カロリーなものもあり「これをお客様に提供することがいいのかどうか」と悩んだという女将。そこで考えられたのが万座温泉ホテル自慢の「まごわやさしい」料理。「ま」は豆、「ご」はゴマ、「わ」はワカメや海草類、「や」は野菜、「さ」は魚、「し」はシイタケ・キノコ類、「い」は芋と頭文字をとって名づけられたもので、地元・嬬恋村で有名な高原キャベツを始めとする新鮮な野菜、良質なたんぱく質やミネラルなどもバランスよくおいしく味わえるのが特徴。温泉の効能がさらに増すように、血液がサラサラになるようにとの心配りもうれしい御膳。例えばある日の夕食では、有機大豆の湯葉豆腐ゴマ・トンブリトッピングの豆乳かけ、ニジマス稚魚の焼き物、紅白刺身こんにゃく、嬬恋キャベツの牛肉まき、たけの子そうめん、黒米・雑穀おこわ、餡入りれんこん饅頭サクラもち風などなど盛りだくさん。夕食では基本として3パターンが用意されており、ゆったりと3連泊するお客様にも対応しているそう。毎日違ったメニューが楽しめ、しかもヘルシーで体にやさしい。名湯はもちろんのこと、いまやそのお湯に勝るとも劣らない万座温泉ホテルの名物ともなっている。

1日6万キロリットルという豊富な湯量、酸性硫黄泉など27種類を数える泉質を持ち、名湯としてまた湯治場として古くから知られてきた万座温泉。 標高1800m、2000m級の山々など豊かな大自然に囲まれた上信越高原国立公園内にあり、春の新緑、夏は避暑、秋の紅葉と冬のまばゆい白銀世界と、一年を通じてさまざまに美しい表情を見られる絶好のロケーションも自慢。

高速道路などが整備されアクセスもぐんとよくなり、健康的で手軽に“心の湯治”を楽しむことができる温泉郷として人気が高く、緑や星を眺めながらゆったりといいお湯に浸かれば疲れた心もゆったり穏やかに癒されそう。
 「今、四代に渡っていらしてくださるお客様がおみえになります。80代の大おばあちゃんに思い出話を伺うと『子どもの頃、馬や牛の背中に乗ってこの宿に来たのよ』と言われました。そうすると五代に渡ってご利用いただいているということになりますよね。こんな長いお付き合いを、この先もずっと続けていける宿にしたいですね」と女将。常連客やリピーターが多いのは老舗だからというだけではなく、心までも癒すことができる宿だからなのだと実感。のんびり湯治体験をしながら、温かなもてなしや女将の笑顔を楽しみに出かけてみてはいかがだろうか。

万座温泉ホテル 
〒377-1528 群馬県吾妻郡嬬恋村干俣万座温泉2401
TEL:0279-97-3131 FAX:0279-97-3595 http://www.manza.co.jp

エネルギーを生みだす時間 -vol.1- いまさら楽器?いまだから楽器!

 実は私も20代の時はバンド活動をしていましたが、30代の前半でやめてしまいました。直接的な理由は仕事が忙しくなったこと。その後、別のバンドに所属することなく、6〜7年が過ぎていきました。
 今思うと、小さい頃から植え付けられていた先入観も影響していたように感じています。母によると‥‥男性は社会人になったら道楽も必要だが、女性はもっと落ち着くべきであり、バンド活動なんて大人気ない趣味をやるべきでない。家庭において男性を陰ながら支えていく女性の立場から考えると妥当性はありそうですが、古臭い考えであることも否定もできません。
とはいえ、洗脳された考え方を払いのけることも難しいものでした。
 その洗脳を解ける時が、不意に訪れました。
 きっかけは、たまたま行った、あるサックス四重奏団のコンサート。配布されたパンフレットに衝撃的なチラシが挟まれていたのです。それは「アマチュアサクソフォーン愛好家100名によるサクソフォーンオーケストラ」のメンバー募集。チラシによると、5年前から年に1度「ナゴヤサックスフェスタ」というサックスの祭典が開催されていて、その最後のカリキュラムとして、上記の演目を用意されているようでした。演奏するのは2曲。そのうちの1曲は、あるCMで有名になった、チャイコフスキーの「弦楽セレナーデ」。8000円というリーズナブルな参加費で、プロの音楽監督による指導も受けられるという、非常に興味深い内容でした。
 開催日は、翌年4月上旬。以前サックスを担当していた私としては、ぜひ出演したいという気持ちでいっぱいになり、バンド活動を休止していた6〜7年のブランクに対する不安以上に好奇心が先行し、今しかないと決断をしたのです。
 翌年3月上旬の初回練習に出てみると、メンバーの大半が中学生や高校生。社会人は2〜3割程度で、10人程度女性もいました。その中に30代半ばの既婚女性もいました。彼女によると…バンド活動は続けていくのは大変だけど、好きな趣味があるからこそ、仕事も家庭のことも気持ちよくできる、とのこと。私の母とは違う考え方。そう、私が心の奥では感じていた考え方と同じだったのです。彼女と親しくなり、私の心の中は完全に切り変わったような気がします。おかげで、すっきりした気持ちでその後の全体練習を受けることができました。
 またサックスで弦楽器のような音色を表現するという、特別な表現方法を学ぶ機会も得られたのです。「サックスだけで、こんなにきれいな音色を出せるなんて、本当に感動的な演奏だったよ」と、聴きにきてくれた友人も大変喜んでくれました。
 演奏会が終わって半年以上経ちますが、今でもその時の感動がよみがえってきます。そして、チャレンジする大切さをあらためて実感し、新しい勇気もわいてくるようになりました。

 社会人になると時間に追われて、気持ち的に躊躇する部分があって、心の奥でやってみたいことができない方は多いかもしれません。でもチャンスがきたら、ほんの少し気持ちを一歩踏み出してみる。「いまさら?」という気持ちを捨てて、「いまだから!」やってみる。そうすることで、想像以上の世界が待っているかもしれません。

著者:與語桜子、本業はコピーライター。
好きな言葉は
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」

乾燥肌 〜今年こそカサカサ知らずに〜

食事・睡眠・運動 ?
いつもしっかり出来ていますか?
不規則な生活は今日までに、明日からは元気にリスタートしましょう!
あなたの生活習慣を変えられるのは、あなた以外にいません。
そうです、自分の健康は自分でマネージメントを。

秋から冬にかけては湿度が低下します。
空気が乾燥することがきっかけで、とかく乾燥肌になりやすい時期ですね。
乾燥肌とは、肌から必要以上に水分が蒸発してしまうことです。
その水分の蒸発を抑えるために、私たちの体は皮脂という油を分泌して膜を作ります。これが皮脂膜です。
皮脂は、いわば天然の保護クリームなのです。
いくつかの要因で、この皮脂の分泌がうまく出来ないと肌は乾燥がちになります。乾燥は肌の老化を早めます。
しかし、その原因は気候のせいだけでしょうか?

肌の健康にはコラーゲンを、とよく言われますね。
たんぱく質のひとつであるコラーゲンは、主に細胞同士を繋ぎとめる働きがありますが、他にも保水機能や新陳代謝の活性化、栄養補給と老廃物を除去する機能も併せ持ち、お肌の健康状態に大きく関与します。
みずみずしい肌には、皮膚内部の「真皮」にたっぷりと水分が保たれています。
これは真皮中のコラーゲンやムコ多糖といった成分が、水をしっかりと抱え込む性質をもっているからなのです。  健康的な肌の基になるコラーゲンは、食事から摂取したたんぱく質がアミノ酸によって分解・吸収された後に、体内でコラーゲンとして合成されるものです。
その合成の過程に不可欠なのがビタミンCなのです。よく、コラーゲンを含む食品を食べさえすればそのまま体内にコラーゲンが残ると思われがちですが、そうではないのです。肌を作る時の重要な潤滑剤となるのがビタミンです。
 
このように、肌の健康にはビタミンが大きく関与しているということがおわかりでしょう。  年齢を重ねるごとに、体内でコラーゲンを合成する能力が低下します。
新しいものと入れ替わることなく長時間体内に留まったコラーゲンは、徐々に「活性酸素」の攻撃を受けるなどして変質してしまいます。
やがてサビついたスプリングのようになり、弾力性を失い固くなって分解されにくくなります。
こうなると、新しいコラーゲンが作られずに悪循環が生じるのです。
こうならないために、真皮内の水分量を一定に保つことで肌の生産性を高めることが必要なのです。

細胞の分裂を促して肌を再生する成長ホルモンは、日中の体の活動中には分泌されず、睡眠中のリラックスした状態で分泌されます。
特に夜10時から2時までの4時間は最も活発にお肌の再生が行なわれます。
この時間帯に眠らずにいることは、自ら肌の再生を妨害しているとも言えます。

誰も好んでストレスを溜めるわけではありません。
しかし、それを発散し好転させる前向きさは持ちたいものです。
ストレスによって自律神経に支障が起こり、いわゆるストレスホルモンが増加しますね。これは、皮膚の表皮と角質層での新旧の入れ替わりを阻害して、表皮の働きを低下させます。
体内の毒素も増えてホルモンバランスが崩れて肌トラブルを招きやすくします。
皮膚は排泄器官でもあります。皮膚呼吸をして常に古い皮膚の層を落とすことによって体内の毒素を排出するのです。
乾燥肌によってその十分な働きが出来ないと、さまざまなトラブルにもつながる可能性があるのです。
「バランス良い食事を」とはよく言われることです。
しかし、毎食ごとに理想的な食事を摂るなど現実にはなかなか難しいですね。
仕事がら、昼食は外食専門という方は多いはず。少なくとも、毎日似かよった物ではなく、昨日の昼や昨晩の食事内容を良く思い出して下さいね。
好きな物、偏った物ばかりになっていませんか? 
お手本としたいのが「幕の内弁当」のように、少量ずつまんべんなくおかずが摂れるような食事です。食生活の乱れは、必ず肌に現れますよ。

ビタミン それぞれの役割
 パントテン酸 コラーゲン合成の際のビタミンCの働きを補う
 ビタミンA 皮膚の新陳代謝を促す
 ビタミンB 2 皮脂の分泌に関与する
 ビタミンB6 皮膚組織を形成する
たんぱく質の代謝に関与する
保湿クリームを塗るだけでは十分な乾燥肌ケアにはなりません。
体調の異変を知らせるシグナルは、肌に現れやすいもの。
生活環境を見つめ直すことによって、気づかれることが多いのではありませんか?
さあ、ご自分の健康をしっかりマネージメントして下さい。
今年こそカサカサだったお肌に潤いを。
それはきっと心にもみずみずしさを呼び起こします。

ブイ・クレスお客様インタビュー -vol.3-

ブイ・クレスをご愛飲いただいているお客様に、
ご自身の生きがいやライフスタイル、おすすめの
健康法などについてインタビューしている本コーナー。
今回は「仕事を通じた“モノ作り”が生きがい」という
川上さんにお話をうかがいました。

 ご主人と一緒に写真スタジオを営む川上さん。仕事場では撮影をご主人が担当し、着付け等のスタイリングは川上さんと、ご夫婦ならではの息の合ったコンビネーションを発揮しています。
 「年齢も性別もさまざまなお客様がいらっしゃいますが、やはり七五三や成人式、銀婚式など、お祝いごとの撮影が多いですね。私にとって撮影が日常的なものでも、お客様にとっては生涯一度の特別な日の写真ですから、絶対に気を抜いたりはできません。それに、写真というのはお客様と私たちとでいっしょに作り上げるもの。こちらの気持ちや態度はすぐにお客様に伝わって、写真の仕上がりにも大きく影響しますから、仕事中はいつもすごく緊張しますよ」と語る川上さん。川上さんにとって、できあがった写真1枚1枚がお客様といっしょに作り上げたかけがえのない“作品”。だからこそ、一番やりがいを感じるのは、完成した作品をお客様に気に入ってもらえた時だといいます。
 「やはりこの仕事も“モノ作り”ですから、私も主人も撮影にのめり込んでいく内に、お金のことはどんどん関係なくなってくるんですよ。1枚の写真に自分の持っている力のすべてを出し切って、それが評価された時の達成感は格別なものがありますね。“生きがい”というと少しオーバーかもしれませんが、私にとってモノ作りは生きる上での張り合いになっています。」

 また、いろいろな人たちとの出会いがあるのもこの仕事の醍醐味。年齢・性別・職業もさまざまなお客様から、撮影を通じて元気を分けてもらうことも多いそうです。
 「本当は私の方が元気をさしあげるべきなんですが、いつもお客様からいただいてばかりで…まだまだ修行が足りませんね(笑)」という川上さん。でも、終始明るくにこやかなその様子を見ると、自然とこちらが元気づけられます。

 いつも元気な川上さんですが、仕事と家事の両立で1日の生活はハード。だからこそ、日頃からの健康管理は絶対に欠かせません。
 「やはり適度な運動と早寝早起きが一番です。運動といっても特別スポーツをしているわけではありませんが、毎日の犬の散歩は結構いい運動になっていますよ。また、仕事でどんなに遅くなっても必ず12時には床に就くようにして、朝6時半には起きています。」
 川上さんのお宅の愛犬は、トイプードルのムー君(オス)。まだ子犬なので元気があり余っているのか、お散歩の時はいつも待ちかねたように飛び跳ねて大喜びするそうです。川上さんとの散歩が本当に好きなんでしょうね。

 健康のためには運動と睡眠だけでなく、十分な栄養補給も大切。川上さんのお宅では、普段から食生活にはとくに気を配っているといいます。
 「主人がクローン病を患っている関係で、肉類など、控えなくてはいけない食材がいくつかあるんですよ。では、その分の栄養を代わりの食材でいかに補うか…と、日ごろから栄養バランスを考えるくせが自然と身についているんです。ついつい不足しがちな野菜も、できるだけ意識して摂るようにしていますよ。家族みんなの健康のため、栄養のことをしっかりと考えた食生活は欠かせませんね」と語る川上さん、ブイ・クレスとの出会いはご主人から薦められたのがきっかけだとか。
 「主人は持病の関係でずっとブイ・アクセルを飲んでいるんですが、私が貧血ぎみなのを見て“いいサプリメントがあるよ”と教えてくれたんです。飲み始めてもう2年になりますが、おかげさまで快調ですよ。これまでいろいろとサプリメントを試してきましたが、ブイ・クレスはいろんなビタミンやミネラルを1本で摂れる手軽さがうれしいです。とっても良いものなので、口コミ的にもっと多くの人に広まっていくといいですね。私も応援しています。」


 いつも笑顔の絶えない川上さん、そのステキな笑顔でこれからも大勢の人に元気を分けてあげてください。

神に選ばれし者 〜ジョージ・ベスト〜

 2005年11月25日。ひとりの伝説のサッカー選手が星になった。翌日行なわれた英国プレミアリーグの全ての試合で黙祷が捧げられ、59歳での早過ぎる別れに涙し、観衆は彼の名を叫び続けた。
 ジョージ・ベスト -

今なお語り継がれる、60〜70年代を席巻した名プレーヤーである。凡人には計り知れないほどの独創性に富んだプレーで、あの“サッカーの王様”ペレをして、『史上最高のプレーヤー』と言わしめた男。

 15歳で名門マンチェスター・ユナイテッドにスカウトされ、17歳で本格的なプロデビューをする。ほどなく主力選手に成長してリーグ優勝、得点王、欧州選手権を制覇し、ついにわずか22歳の若さで史上最年少の欧州年間最優秀選手(バロンドール)に輝いた。まさに新しい時代を予感させるような鮮烈さである。まだまだ“男どものスポーツ”だった当時のサッカー界において、彼は初めて女性たちをスタジアムに駆り立たせ、そして空前の熱狂を巻き起こした。“5人目のビートルズ”と呼ばれ、長髪に甘いマスク、それでいて野性的。他の選手がみな平凡に見えてしまうほどに芸術的で予想不能な異次元のパフォーマンス。ジョージ・ベストは、英国のスポーツ史上初めての“国民的アイドル”となった。


 だが、やがて彼の上空には、スーパースターゆえの強大な雷雲が立ち込めだした。「お国柄」とも言える辛辣なマスメディアやパパラッチの洗礼を受け、次第にフィールド外でのスキャンダラスな報道が増えた。彼の生意気で自信に満ちた言葉、常に美女に囲まれ、奇抜なファッションと気ままなライフスタイル。およそサッカー選手らしくない振る舞いに、“古いタイプの大衆”たちからのバッシングを浴びるようになる。彼もその挑発に乗るかのように、金と酒と女に溺れ、練習をサボり、あげくに試合をすっぽかす。気難しさはエスカレートし、身勝手な奇行を繰り返すようになる。しかし、たび重なるペナルティーや出場停止の処分を受けた後でも、彼の輝きは他の比ではなかった。しかし、この傲慢な若造にこれ以上振り回されることを拒んだチームは、わずか27歳で解雇してしまう。これは、事実上の彼のキャリアの終焉だった。その後、幾たびかの引退と復帰をし、数々のチームを渡り歩くが、もはやそれはサッカーへの情熱のためではなかった。


 わずか10年あまりで神から授かった奇跡にピリオドを打ってしまったジョージ・ベスト。


 晩年の彼は、重度のアルコール依存症に侵される。幾度もの大きな手術を受けるが、最後までその誘惑から逃れられなかった。彼の後半生は、けっして人の手本となるものではなかったが、身震いするほどのプレーの数々と眩いばかりの輝きは永遠に色あせるものではない。2005年12月3日。故郷の北アイルランド・ベルファストでの葬儀には10万人もの市民が参列し、まさに“国民葬”ともいうべきものだった。


 まだ日本にJリーグも無く、日本がワールドカップに出場する日が来るなど夢にも思っていなかった頃、当時のサッカー番組で初めて見たジョージ・ベストの戦慄。その後に現れた幾多の名選手の誰にも感じることのない“魔性の魅力”がそこにあった。
 それは、少年時代の私が、サッカーの媚薬に触れた瞬間だったのです。

手錠のままの脱獄 (THE DEFIANT ONES)

雨の中を走る囚人護送車。
誤って崖から転落し、二人の囚人が脱走する。白人(T・カーティス)と黒人(S・ポワチエ)。
互いの手首を鎖で繋がれ、いがみ合っている。
川の激流に飲まれ、深い穴に落ち、蛙を焼いて喰らい、煙草を分け合いしての逃避行が続く。

ある町で、深夜に商店に忍び込むが捕まってしまう。
片方が黒人であるがゆえに、町の男たちは二人をリンチにかけようとする。
だが、一人の良識ある男によって救われ、辛くも逃れた。
心臓が止まるほど走り、苦悶する二人。
ストレスも頂点に達し、言い争い、殴りあう。
鎖は食い込み、骨がきしむ。

やがて、人里離れた土地で、夫に捨てられてひとり息子と暮らす女と知り合い、そこでついに鎖を断ち切る。
孤独と閉塞感から抜け出したい女は、自分を連れて逃げることを求め、白人と二人で南へ。

 黒人は北を目指して、鉄橋を渡る列車に飛び乗ることに。男たちは永遠の別れを告げた。
だが、女が近道だと教えた沼越えの道は、死が待つ底なし沼だった。
黒人が捕まり自分たちのことを喋ってしまうのを恐れた哀れな嘘。
激怒して女を振り払い、黒人の後を追う男。
難を逃れ、二人で列車に飛び乗ろうと必死に走る。
まるで鎖に繋がれていた時のように。
先に乗り移った黒人の手を懸命に掴もうとする白人。
一度は掴みかけるも、精根尽きて二人もろとも線路の下まで転げ落ちてしまう。
遠くには追っ手が放った猟犬の鳴き声が。
黒人は、兄のように白人を胸に抱き、煙草に火をつけ、そして高らかに唄い続けるのだった。

人間は弱いです。
体裁やうわべだけに終始した理解などは、いざとなれば何の力にもならないのだと、この作品が教えてくれる気がします。
骨太で重厚、そして男クサイ映画です。

1958年アメリカ映画 (モノクロ作品)
監督:スタンリー・クレイマー
主演:トニー・カーティス シドニー・ポワチエ 

第2回「ミネラルって何なの?」

ミネラルバランス、ミネラルウォーター。 ちまたで「ミネラル」ってよく耳にするけれど、「どんなもの?」とたずねられたら、ちょっと難しい。
第2回となる今回は、ビタミンと並ぶもう一つのテーマ・ミネラルの豆知識を。話は50億年前から始まります・・・!

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秋晴れに水差す夏バテ後遺症

『暑いですねェ〜』という挨拶すらおっくうになるような酷暑を、どうにかこうにか乗り切って、大きくため息をついていらっしゃることでしょう。
私たちの体は相当なダメージを受けたはず。

夏の終わりから秋口にかけて、食欲不振、不眠、脱力感などが現れて体重の減少などを引き起こす、いわゆる夏バテ。
夏に疲弊した“後遺症”が抜けきらないうちに季節の変化が訪れる時、それは体の不調を招きやすい時期でもあります。

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そろそろ風邪対策 元気のためにはビタミンC?

だんだんと秋も終わり、寒い冬が近づいてきます。
日本人は年に平均5〜6回は風邪をひくといわれ、冬の間に1・2回風邪をひく人も少なくないようです。
ところで、風邪の予防にはビタミンCの多い食べ物を摂りなさい、とよく言われますが、これはなぜでしょうか?

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vol.01 アーモンドチュイル

アジア西方からシルクロードを経てヨーロッパ、エジプト、そして新大陸へと伝わったアーモンドは、ビタミンE、ポリフェノールをたっぷり含む健康食材です。
さらに古代ローマ時代にはアーモンドシャワーで新婚カップルを祝福したという幸せのシンボルなのです。
アーモンドの辿った旅に思いを馳せながらお菓子をつくれば身も心も幸せになれそう。

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