• 新着情報
  • What'sブイ・クレス
  • ブイクレスに二つの味
  • よくあるご質問
  • 栄養クイズ
  • リビング・ウェル
  • メルマガ
  • ギャラリー

リビングウェル

すっぱさにありがとう、梅の酸味がカラダの味方!?

SEASON PLUS, 2008年6月号

「梅の実が熟す頃であるから」という説もある梅雨。梅雨の時季は、まさに梅が旬を迎えます。梅干としてなじみ深く、ニッポンの食卓の名脇役ともいえる味は、料理でも抜群の働きをするのです!

 スーパーの店頭では、「自家製梅酒に!」というPOPとともに、梅と氷砂糖が最前列に並んでいる頃ですね。そう、梅の時季なんです。
 梅が日本の歴史において初めて記録されたのは、『懐風藻』(751年・現存する最古の日本漢詩集)だとされています。約1500年前、遣唐使が中国から日本に「烏梅(うばい)を持ち帰ったのが始まりといわれ、当時、梅は薬として使われていました。烏梅とは、煙で燻した真っ黒な梅で、現代にも漢方薬として伝わっています。そしてこの「梅」という呼び名は、中国で梅のことを「メイ/mei」といい、発音するとき「ゥメイ」と聞こえるので「ウメ」になったという説が有力。そのほか、熟実(うむみ)から転化したとか、烏梅(うばい)から由来したとかの諸説があります。
 梅は古い樹木であるために地方品種が多く、あんずに近い種なのであんずとの雑種も多く見られます。食用の実梅と観賞用の花梅を合わせると、現在確認されている品種は約350種類。品種が著しく増えたのは、江戸時代からだとか。大粒品種では白加賀(しろかが)・藤五郎(とうごろう)・南高(なんこう)・鶯宿(おうしゅく)・豊後(ぶんご)、中粒品種では長束(なつか)・薬師(やくし)、小粒品種では甲州最小(こうしゅうさいしょう)などが良く知られています。

 「梅は三毒を絶つ(この場合の三毒とは、食べ物の毒・水の毒・血の毒)」「朝夕1個食べれば、医者いらず」などといわれるように、古くからその効能が認められていました。
 梅といえば、あのすっぱさ!特徴的な酸味の成分は、クエン酸・リンゴ酸・コハク酸・酒石酸・ピクリン酸などで、このうちもっとも多く含まれているクエン酸には、体内でのエネルギー代謝を活発にし、疲労物質の分解を促進する働きがあります。そのクエン酸で覚えておきたいのが、カルシウムとの関係です。
 もともと日本の土壌にはカルシウムが少ないため、伝統的に日本人はカルシウム不足といわれています。また、カルシウムは摂取しても吸収効果が悪いので、体になかなか定着しません。しかし、クエン酸がカルシウムと結びつくと、カルシウムの吸収率がぐんと良くなり、カルシウムが骨から持ち出されるのを防ぐといわれているのです。ならば…と考えてつくり、そろそろわが家の定番メニューとなりつつあるのが【イワシの梅煮】。イワシもちょうど旬ですし、いかがでしょう!イワシにはコレステロールや中性脂肪を下げ、血栓をできにくくするEPA(エイコサペンタエン酸)や脳を活性化させるDHA(ドコサヘキサエン酸)、そしてカルシウムなどの栄養がたっぷり。イワシのカルシウムと梅のクエン酸の相乗効果に期待できるというものです!

□イワシ・・・8尾
□酒・・・・・40cc
□みりん・・・30cc

□砂糖・・・・大さじ1〜1.5杯
□しょう油・・30cc
□梅干し・・・4コ
□水・・・・・少々

1.
2.

イワシは頭と内臓をとり、身もよく洗っておきます。
鍋に調味料と水を入れて煮立て、イワシと梅干しを入れて中火で煮ます。(魚の臭みが抜け、梅干しの酸で骨も柔らかくなり、おいしく煮上がります)






Copyright (C) NUTRI CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.