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リビングウェル

ゴーヤーの苦みが元気の秘訣!?

SEASON PLUS, 2008年7月号

5月8日(ゴーヤーの日)から8月5日(裏ゴーヤーの日)までの3ヵ月間が旬!まさに今が一番おいしいゴーヤーは、近ごろ人気の野菜です。栄養たっぷりで美容と健康にいいこの優良野菜、昔から本当に重宝がられていたんです…!?

 「ゴーヤー」と言えば「にがい!」(笑)。沖縄名物で、子供のころからあまり縁の無かった野菜でした。しかし昨今、健康ブームのなかでゴーヤー人気はうなぎのぼり。その需要に応えるかのごとく、年中スーパーで見かけますね。
 ゴーヤーはウリ科の一年草。表面にイボイボがあり、特有のにがみを持つ夏の野菜です。ちなみにこの「ゴーヤー」という呼び方は沖縄のもので、正式和名は「ツルレイシ」。地域によっては「ニガウリ」「ニガゴリ」「ニガゴイ」とも呼ばれています。
 原産地はインドを中心とする東南アジアで、それが中国に伝わり、日本には17世紀ごろに渡来してきたと言われています。そして沖縄にゴーヤーが伝わったのは、琉球王国時代の書物『琉球国由来記』(1713年)に苦瓜(ニガウリ)の名称が見られることからそれ以前と推測されるものの、時期ははっきりとしていません。

 貿易などを通じて中国と深い関わりがあった沖縄には、医食同源という中国風の考え方がありました。毎日の食事は飢えをしのぐものではなく、健康を維持するための薬沖縄の方言で「クスイムン(薬物)」「ヌチグスイ(命薬)」と表現されます。この考え方をもとにゴーヤーもただの野菜としてではなく、例えば暑さのために食欲がなくなったり、消化不良を起こしたり、十分に栄養補給ができなくなって体力が消耗…そんなときによく食されてきたのです。ゴーヤーにはモモルデシンやククルビタシンといった特有のにがみ成分があり、このにがみ成分が消化を高め食欲を増進する作用を持っているため、夏の疲れた胃腸を元気にすると言われています。

 ゴーヤーはビタミンC、カロテン、カリウム、鉄、リンなど様々な栄養素がたっぷり。なかでも豊富なのはビタミンCです。ビタミンCと言えばコラーゲン生成に欠かせない成分で、シミやシワを予防し、免疫力を高めて細胞の酸化を防ぐ、女性の肌にはうれしいもの!
 そんなわけで、さっそくわが家では「ゴーヤーチャンプルー」。ビタミンCは水溶性ビタミンなので、煮たり茹でたりすると汁の方へ出てしまいます。切ってから水にさらしても同様。水ほどではないものの熱にも弱いのです。だからこそササッと手早く炒めてでき上がり、加熱時間が短いゴーヤーチャンプルーはビタミンCを効率よく摂取できる料理法。さらに!ビタミンCはたんぱく質と一緒に摂るとストレスに対する抵抗力がUPしたり、コラーゲンの生成を促すと言いますから、ゴーヤー+豆腐の料理って理想的かな…って。夏の一品として、ぜひ食卓に!

□ゴーヤー・・・大1本
□木綿豆腐・・・400g
□卵・・・・・・2個
□サラダ油・・・大さじ2杯

□塩・・・・・・小さじ1/2
□しょう油・・・小さじ2
□カツオ節・・・適量

1.

ゴーヤーを縦半分に切ってスプーンで種とワタを取り、薄切りにします

2.

水分を除いて手でちぎった豆腐を油(大さじ1)できつね色になるまで焼いて塩(小さじ1/4)で調味し、取り出します

3.

油(大さじ1)でゴーヤーを炒め、火が通ったら塩(小さじ1/4)を加えて豆腐を戻します

4.

溶き卵を回し入れ、醤油を加えてさっと混ぜてカツオ節をかけます






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