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リビングウェル

病院訪問:島根大学医学部附属病院

訪問, 特集号 summer/2008

ブイ・クレスをお使いいただいている医療機関や福祉施設などを訪問するこのコーナー。
今回は、前回に引き続き島根大学医学部附属病院の臨床栄養部にお邪魔しています。
この病院では3年前から、ビタミン・ミネラルを十分に摂ることが困難な患者様にブイ・クレスを提供しています。早速、臨床栄養部の川口美喜子副部長にお話を伺ってみました。

地元の子どもたちに栄養指導している川口副部長。自分で栄養管理できるように、一品ずつ詳しく説明しています。

 川口副部長は、病院での管理栄養士の業務のほかに日本スポーツ栄養研究会会員・島根県スポーツ栄養研究会会長として、県内のアスリートたちのサポート活動などに取り組んでいます。その中心的な活動の一つがスポーツ児童への栄養指導。県内の「スポーツ強化重点校」の選手や高校駅伝のメンバーなどに、適切な食事の摂り方を指導しています。

「子どもたちの食生活をヒアリングするようになって驚いたのは、彼らの栄養が予想以上に偏っていたことです。さすがに食事を抜くような子は少ないんですが、朝は菓子パンだけとか、夕食をカレーだけで済ませるなど、“主食・主菜・副菜”という考え方をはじめから持っていない子がほとんどでした。」

 川口副部長がそんな子どもたちに常々言い聞かせているのは、偏食を親のせいにせず、自分で責任を持って栄養を摂ること。例えば、部活の早朝練習などでお母さんより早起きしているなら、朝ごはんを自分で準備すればいい。大事なのは、日ごろの食生活の中で栄養に対していかに自覚的でいられるかということだと言います。

 とくに育ちざかりのスポーツ児童の栄養を考える上では「バランス」だけでなく「量」も重要。では、実際どのくらいの量を摂ればいいのでしょうか。

「一日に必要な栄養の目安として『日本人の食事摂取基準』がありますが、これはあくまでも標準的な生活を想定して作られたものです。ジュニアアスリートたちは一日の運動量が多く、汗や運動時の筋肉や血液の新陳代謝が活発です。体脂肪率が低く筋肉量が多いため一般的な基準をそのまま当てはめて良いものか…。とくにビタミンや微量元素については、できるだけ摂取基準以上摂るようにしてほしいというのが私の思いです。」

 ただ、スポーツ後などはカラダが運動モードから食事モードに切り替わりにくく、あまり食欲がわかなかったりするのも事実。中にはビタミンやミネラルを十分摂れない子もいるようです。そこで、川口副部長はどうしても栄養を十分摂れない子たちには二日に一回程度のペースでブイ・クレスを飲むようすすめています。

「私たち専門家の間でも“高校まではサプリは必要ない”という考えをお持ちの方がいらっしゃいますし、以前は私も同意見でした。でも、現実の子どもたちの食生活を知った今では、必ずしもそうとばかりは言えない気がしています。ですから、中学高学年でどうしても栄養が足りない子には、親御さんの同意のもとでブイ・クレスを飲ませているんです。配合されている成分が明確で、私自身が病院で使っているサプリメントですから、安心してすすめられますね。」

 ところで、ブイ・クレスを飲んだ子どもたちの反応はどうだったのでしょうか?

「みんな勝つために必死ですから、カラダをつくるのに良いものだと説明すればしっかりと飲んでくれます。試合間際になれば体調を崩していられないので、普段から体力をつけておくことがいかに大事か身に染みて分かっているんだと思いますよ。また、メンタルな面で“いざ本番”という時に腹痛・食欲不振・下痢になる子がいるんですが、そういう子にとってはブイ・クレスを飲んでいることが安心感につながり、一種の“お守り”がわりになっているようです。」


 川口副部長が目を向けているのは、ジュニアアスリートのように普段から運動をしている子ばかりではありません。

「最近はカラダの動かし方を知らない子どもが多いんですよ。両足を揃えて跳ぶことすら怖くてできない子もいるんです。生きていく上で最低限身につけておくべき運動能力の体得と、食事を通じたカラダづくりをしてほしい。私の所属するスポーツ栄養研究会も、そんな思いから活動に取り組んでいます。」

 また、島根のアスリートたちにぜひ地元でがんばってほしいという気持ちもあるといいます。

「都心部などでは選手を栄養面からサポートする動きが活発ですから、現状に甘んじていると優秀な子が県外へ出て行ってしまいます。島根も他県に負けないようにがんばりたいですね。」

川口美喜子副部長

趣味はジョギング、水泳、スイムランなど。また、病院の片すみに小さな花壇を作ったりと、園芸もお好きだそうです。

 





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